一歩一歩連鎖反応

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Sing a Song Shuffle!,BEST FRIENDS! スペシャルLIVE ~THANKS⇄OK~ LIVE Blu-rayの感想

お久しぶりです、もしくは初めまして。

葉山です。

先日こちらのソフトを購入しました。

www.lantis.jp

www.lantis.jp

 

いや~、待ちました、待ちましたね、Sing a Song Shuffle!はおよそ1か月、Thanks⇄OKのBlu-rayも半月ほど発売が延期になっておりました。

そんな中でも発売されたことにまずは感謝したいと思います。

ランティスさん、ありがとうございます。

そして、何の因果か、この二つが同日発売になったのは面白い事象だと思います。

ありがとう、スターハーモニー学園。

 

さて、買った、だけではこの文章の意味がありませんので、軽くレビューしたいと思います。

まずはCDから、Sing a Song Shuffle!アイカツオンパレード!として3作目のCDですかね(主題歌シングル、挿入歌シングルの次)、オリジナルアルバム(だと思うんですけども)でありながら、アイカツオンパレードで新録された、新たな歌唱者のバージョンがDisc 1に収録されていますので、半分ベストアルバムみたいなイメージ。

Shuffleの名の通り、これまでのシリーズのキャラクターが入り混じったコラボはアイカツオンパレードならではでした。

 

聞き比べてよし、

純粋に最新バージョンの良さをかみしめてもよし、

歴史に思いを馳せるのもいいでしょう。

複数バージョンを重ねて聞いてもいいかもしれません、

できる方はボーカル抽出しても楽しいのではないでしょうか?

以下抜粋して感想をいくつか。

 

個人的には、スタートライン!のひめちゃんのパートが録り直されているのが印象的です。アイカツスターズ!のベストアルバムでも1話と同じバージョンが収録されているくらいでしたので……オンエア時の驚きはすごかったです。すぐに見直しましたから。

オンパレードのちからってすげーーー!!!!!!!

 

Dreaming birdの歌割りを最初フルで聞いたとき、非常に多くの疑問符が頭に浮かびました、この曲は元々誰の曲であったか?と。ほかの二人と比べてリリィのソロパートが異常に少ないんですね、特にサビのソロパートがまさかの0、元々全部歌ってるはずなのですが。

しかしながら……この曲を歌うユニットは……そう、チェックメイト!チェスをモチーフにしたユニットですね。そしてキングのユリカ、クイーンのアリシア、ナイトのリリィでした。

もう分かりましたね…このバージョン、キング&クイーンを立てた歌割りです。なんとコンセプチュアル、美しいほどの様式美、しかもチェスを特技にするのはナイトの白銀リリィ

チェックメイトにおける彼女の立ち位置は、ステージという名の盤上に立ちつつもユニットを俯瞰するプレイヤーということではないでしょうか?

 

そう考えるとハモリのパートがななせさんのままである(ように私は聞こえる)のにも意味を感じられますし、癖の強いメンバーぞろいなユニットの要としてセンターでハモるリリエンヌ、という図もなかなか面白い、そう思いました。

ハモりは簡単ではないですからね、ツンドラの歌姫、流石です。

 

7曲目はアニメ最終回でも流れたSHINING LINE*、らきちゃんまでの主人公6人による歌唱でした。音源を買って聞いてほしいのですが、誰がどこを歌うのか、2番で1番の逆になったりしなくて、深い意図を感じるいいパート割りだと思いました。Cメロ以降にいちごちゃんのソロパートが来ないのも非常に意図的だと思います。

あと、1曲目のダイヤモンドハッピー、アニメで終盤に突如現れたまさかのピュアストロベリーパレットですが、ユニパレDXのあった世界ではどういう感情になっていたんだろう、そんなことを思うと元気な曲なのに少し切なくなります。

喜びも悲しみもすべて私の経験

無駄にしないで無駄にしないよ

ダイヤモンドハッピーより)

 

 

Disc 2はサウンドトラック、オンパレードは半年かつ既存曲を使えるにも関わらず、こんなに曲が入っているのは、豪勢だなあと思います。

ゴシックウォーズに気合入れすぎでは?Disc 1収録のDreaming birdは3人のステージありませんでしたが、それを補って余りある音楽の気合いでした。

(戦闘シーンもアニメーションとしてすごかったです)

 

さて、Thanks⇄OKのBlu-ray、こちらはまた別の機会でも触れたいと思うのですが、いよいよアイカツフレンズも回収されたなあと感じますねえ…あとはベストアルバムを…

このライブで事実上アイカツフレンズ!のアニメが終わることが発表されたこと、その発表方法、正直褒められたものだったのか疑問があります。見返してもアンコールを普通にやってダブルアンコールで発表なり、もう少しあったのでは?と思わざるを得ないんですね。

わかさん、せなさんが出てきたときはとても驚いたのですが、同時にこれでいいんだろうか?と少なからず思ったのも事実ではありました。

 

ただ、そういう後ろ向きなことをたくさん書くのは本意ではないです。ライブ自体は映像で見ても楽しいですし、アイカツオンパレードの発表自体は良いことでしたので。

 

ブックレットを読むと今となっては主人公らきちゃんの逢来さんが、わかばちゃんの担当として回答をしていて、あくまであのライブはアイカツフレンズ!のライブだったんだよなあと、思い返しました。逢来さんの着るハミングトパーズコーデ(実写)、非常に要点を抑えられていて原典に忠実で可愛いと思います。

あのライブは幸運なことに会場にいられたのですが、現地で見ていた時には気づかなかったこと、忘れてしまっていたことも多くて、特に絆~シンクロハーモニー~でステージ壁の5線を楽譜に見立てた演出は「こんなすごかったんだ」という感想を抱きました。むしろ何故あそこだけあの演出を……

フレンズらしい演出といえば曲の前後でキャラクターの生台詞が入るとこですね、あれは「BEST FRIENDS! スペシャルLIVE」だからこそでした。特にフレンズ曲前の掛け合いはとてもいいなあと思いました。

できることならば、完全体BEST FRIENDS!のライブも、見たいですねえ……アイビリーブの生パフォーマンスはもちろん、姫石らき、彼女もまた

「らき from BEST FRIENDS!」で活躍してきたはずなので。一人二役、奇跡のわかば・らきフレンズ実体化…出来るならばどんな形になるんでしょう?想像するだけでも、面白いと思います。

 

2019.08.17

PACIFICO YOKOHAMA

 

Best Wishes!