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AKB48,58thシングル初披露の感想

ついに初披露されましたね、

 AKB48 58th Single

「根も葉もRumor」(ねもはもるーまー)

TBS系 音楽の日、AKBさんは2回に分けて3曲の披露でした。

CD発売日は9月29日(水)

今回はこの番組でセンターも初披露、

センターは岡田奈々さん(2回目)。

なぁちゃんはキングレコードから今年3枚目のCDリリース、

ようやくAKB本体でリリースできます。

 

一応選抜メンバーをずらっと書きますと

キングレコード公式からコピペ、五十音順)

▼58th選抜メンバー▼
AKB48】※初選抜
大西桃香/岡田奈々/岡部 麟/小栗有以/柏木由紀/久保怜音/倉野尾成美/下尾みう/※谷口めぐ/※千葉恵里/※西川 怜/本田仁美/向井地美音/武藤十夢/村山彩希/山内瑞葵/横山由依/※横山結衣

 

初選抜のメンバーが多め、前作「失恋、ありがとう」は初選抜メンバー0人ですから、これは姉妹グループのメンバーが抜けた分が大きいといっていいんじゃないでしょうか。

初選抜が多い一方で前作選抜復帰&センターだった山内瑞葵さんが引き続き選抜入り、AKBはここ最近(2018年センチメンタルトレイン以降)前作のセンターさえ次作不参加が続きましたが、中心メンバーが欠けていく傾向にようやく歯止めがかかったようにも思います。

 

曲の方ですが、おそらくワンハーフと思われるショートバージョンでの披露。

激しいダンスが印象的なアッパーチューンでしたね、

イントロからめちゃくちゃに煽ってくる歌詞にも勝負の香りを感じさせます。

Hey! Whazzup? Nothing! Nothing! Nothing! Nothing!

(やあ、どうしたんだい?何にも何にも何にもないよ?くらいなイメージだと思います)

曲調はベース、ドラム、ギターが主張してくる厳つめのサウンド金管の吹かせ方も圧をかけてきてアップテンポと合わせて高揚感のある音です。ところどころピアノなんかも入ってる気がします。

ショートバージョンでオシャレだなと思ったのはAメロ後半、前半とメロディはさほど変わりないですがオケがだいぶ違うので楽しいです。 

 

所謂ロックダンス調の振り付けで 前列にはダンスの上手なメンバーを固めてるところは特徴的、後列メンバーも頑張ってます。前列中心で映るとはいえかなり揃えてきてた印象です。

ある意味、これ踊れないと選抜には入れない...流石はAKBの選抜です。

フォーメーションはAKB公式Twitterアカウントの集合写真と実際のダンスを見る限り

 こんな感じですかね?

(サビ始まり、曲終わりの倒れるところが、こんな感じかと思います)

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根も葉もフォーメーション(仮

柏木さんはレッスン間に合ってなかったようでおだえりがアンダーで入る形でした。
ダンスの踊れるでいったらゆきりんよりゆいはんが中央寄りの方がいい気もしますが、1列目センターなぁちゃん含めてシングルのセンターをやってるメンバーが真ん中中央寄りに固められてるといった感じ。

バキバキに踊れるのが魅力なメンバーを前に揃えてるのはもちろん明確に特筆すべき点で、ここ1年の音楽番組で多かった若手メンバーも今のうちに顔見せし続けよう選抜とはだいぶ違う印象を受けます。

 

AKBだけの選抜を続けるなら、曲にあった強みのあるメンバーを曲ごとに選抜に入れる傾向で続けてほしい気もします。

意識されたかは分かりませんがセンター除く前列4人だけでもチームAKB48が揃ってるのも面白いですね。 

メディア選抜的な意味でのフロントメンバーはまだ分かりませんがダンスの振り付けの分け方を見る限りセンターとそれを囲む4人(よこゆい、ひぃちゃん、ずっきー、ゆいゆい)が重用されてる感じは受けます。

 

さて、ようやく小栗有以と山内瑞葵をシンメで有効に使えてる曲をリリースしてくれたと個人的に強く思います。

ゆいゆいとずっきーのダンス、センターを務めている実績、人気を支えるステージパフォーマンス力が間違いなく活かされている曲だと確信しています。

この二人はダンスが上手いメンバーで売り出す感じこそあまり受けませんがキビキビ踊ってる姿も魅力的。二列目のセンター裏にしてフォーメーション全体の中心にこの二人がいるわけですが、センターの裏はよく映るんですよね。

映像ではセンターをアップにするとその後ろが映るのでTV映え意識だととっても大事なところ。160cmを超えて同じくらいの背丈の2人がセンター裏でキビキビ踊ってるのは綺麗でした。前列中央が揃って派手髪になってたのもあってビジュアルの方向性もかなり違ったのですが、前列に負けないダンスを中央で披露し続ける安定感はまさに二本柱のよう。

ゆいゆいとずっきーはあのダンスを振り付けに体が振り回されずに顔を崩さずキレキレに踊れるのがアイドル性高すぎます。

特にずっきーの涼しささえ感じさせる笑顔はすごかったです、まだまだ足りないのか、一列目で暴れたかったのか、これが選抜4回でセンターまで上り詰めた実力者、前作センターの凄みでしょうか。

可愛いビジュアルでよく動けて背が高い、ダンスも静止画も映えるこの二人を中央に据えられるのは今のAKBにとって強烈なストロングポイントのはずですので、今後も期待。

 

 

曲の感想に戻ると2021年の曲にしては少し古めかしいところはあるかもしれません。メロディの耳馴染みが良すぎるし、AメロBメロサビの流れも凝った感じは今のところなかったです。ある意味コテコテのAKB楽曲かもしれない。ただ、これを堂々と披露できるのはAKBらしいかなと思います。ダンスがもう少し控えめでも好きだったと思えるくらい気に入りました。

金管が煽ってきてギターが勝手に暴れてて低音もゴリゴリしてるこの曲はなんだかんだAKB48の持ってる圧力と相性がとてもいいです。

今の流行のような洒落た曲はAKBの選抜の人数、アイドルの曲にしか出せない誇張しすぎたようなまぶしさとはなかなか相いれないのかもしれない。

ビッグバンドを背負ったようなド派手な楽曲のパワーで「夢も現実もボーダーレスにしてしまう」のがまさに今まで続く王道のアイドルではないでしょうか。

気が早いですが

レコード大賞の編曲がとても楽しみです。

絶対にハマると思うんですよこの曲。こういう曲を演奏するためにあれだけの豪華なメンバーをそろえてるんじゃないかとさえ思ってます。

復活したキングレコードの大エースとして、自身CDデビュー15周年を飾る3度目の栄冠を目指して欲しいです。